防錆フィルム
あらゆる金属を錆から守ります
気化性防錆フィルム
VCIフィルム(気化性防錆フィルム)で
商品を包むだけで、長期的に錆から守ります。
商品を包むだけで、長期的に錆から守ります。
VCI (気化性防錆) フィルムは、フィルムに含有されている防錆剤が常温で気化し、包装内部に充満して金属製品の細部まで行き渡り、
その表面に防錆皮膜を形成することによって長期間の防錆効果を持続します。 鉄、非鉄どちらにも効果のある防錆フィルムです。
VCIフィルムの防錆メカニズム
VCIフィルムに練り込まれている防錆剤は常温で徐々に気化し、そのガスは密閉された空間をすみやかに充満していきます。
この気化しか防錆剤が金属表面の極めて薄い水皮膜中に溶解し、物理的・科学的に吸着し防錆皮膜を形成します。
この皮膜が発錆の原因となる外気を遮断し、錆への変化を防止するのです。
特徴
- 1.即効性と持続性を兼ね備えています。
- 2.フィルムが透明なため、 内容物の確認が容易にできます。
- 3.通常のポリエチレン袋と同様にヒートシールが可能です。
- 4.金属部分の錆の他、 変色 曇り・白錆・ステインの防止にも効果を発揮します。
- 5.鉄・非鉄を問わず防錆効果があります。
- 6.亜硝酸や、法律で規制されている有害物質等は含んでおりません。
防錆力確認試験
- ■目的
- 弊社フィルム、ブランクフィルム(PE)による防錆力の比較、確認を行う。
- ■試験片
- 冷間圧延鋼板・銅などのテストピースや、得意先より支給 された実際の部品を使用。(試験前にアセトン、キシレンによる脱脂洗浄を施す)
- ■試験方法
- 湿潤サイクル試験(高温多湿条件下における 腐食促進試験)フィルムをヒートシールで150×100mmの平袋に加工し、各試験片を挿入後密封する。20時間保持した後、次の条件で結露を繰り返し試験片の腐食状態を観察する。
- ■結果
- 5サイクルごとに試料の錆発 生状況を確認し、錆の個数に より良否の判断を行う。(通常 20~30サイクルで試験終了)
VCIフィルム 標準品の特長と形状及び寸法
- ●PE単層フィルムであり裏表の区別がなく、一般のPEフィルムと同様にシールが可能。
- ●シート、チューブを基本として、平袋、ガゼット袋、角底袋の加工が容易。
ご使用実績と使用例
- ●ビスなどの細かな金属パーツや一般の金属製品などの防錆梱包。
- ●大型トラックのボディパーツ
- ●各種精密機械類。
- ■商品の使用にあたっては、注意事項をご確認の上、正しくご使用ください。また、本商品の正規の使用目的、用途、方法以外に使用された場合には 責任を負いかねますのでご了承ください。
- ■このカタログに記載されている寸法、仕様等は製品改良のため予告なく変更する場合があります。
- ■施工の際には、施工要領書などをお取り寄せいただき、詳細についてご確認いただきますようお願いします。
防錆フィルムの詳細
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